2017年01月24日

スプリンクラー工事

スプリンクラー工事
現場:東京都某所

スプリンクラー設備は比較的大きな物件に装備されているので
小規模、中規模ビルを専門としている弊社は年間で数えるくらい
しか実施しませんが今回はフル設備で受注したので頑張って
仕上げてきました。


IMG_5624.JPG
配管の継ぎ足しをするために水を抜く作業

スプリンクラー用配管には常に水が充満しています。
配管の盛替えやフレキチューブの取付は全ての水を
一旦抜き取り配管をカラにしてから施工していきます。


どのように水を抜くかというと
各階に設置しているアラーム弁という
バルブを操作することで水を抜くことができます。

image4166.png

今回の場合は黒いバルブを締め切り
緑のバルブを開放することで配管内の水を
抜くことができます。

黒いバルブを締めることでスプリンクラーポンプから
加圧される水をスプリンクラー配管に流れ込まないように
ブロックします。

次に緑のバルブを開放することでスプリンクラー配管の
水を抜きます。

spzu.png

水を抜いたら配管、フレキチューブを取り付けていきます。


IMG_5627.JPG

IMG_5628.JPG

フレキにの先端にスプリンクラーヘッドを取付ます。
赤キャップ・・・・72℃
黄キャップ・・・・96℃

色で作動温度が異なります。
通常の施設では72℃のスプリンクラーヘッドを使用しますが
厨房等の高温になることが予想される場所では
96℃のスプリンクラーヘッドを使用します。
※サウナ等は139℃のヘッドを使用します

IMG_5630.JPG


配管にスプリンクラーヘッドを取り付けたフレキチューブを取り付けます。

消防法では配管の太さにより設置できるスプリンクラーヘッドの数が
決められているのでしっかりと設計した上で配置していくことが
必要になります。

設置可能のスプリンクラーヘッド数【80リットル/分のヘッドの場合】
25A・・・2個まで
32A・・・3個まで
40A・・・5個まで
50A・・・10個まで
65A・・・20個まで
80A・・・21個以上

上記の数を平面図で落とし込んでいくのですが
現場の配管で合わせていくと意外と難しかったりします。
現状の配管では賄えない場合は80A等の太い配管に穴を開け
基準を超えないように施工します。

IMG_5850.JPG
IMG_5851.JPG

天井にボードを張り塗装前の状態。
スプリンクラーヘッドが衝撃ではじけると、大洪水になるので
工事が完成するまでは赤や黄色いキャップで保護します。

IMG_5895.jpg

完成後キャップを外します。
塗装後完成するとこのように仕上がります。


続きを読む


posted by showbou at 18:47 | Comment(0) | 消火設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月21日

パッケージ型消火設備の設置【屋内消火栓の代替設備】

パッケージ型消火設備
現場:東京都内某所

少し前の話になるがパッケージ型消火設備を
設置しました。

パッケージ型消火設備とは
本来屋内消火栓が必用とされる建物があるとして
屋内消火栓の代わりに設置することのできる
消火設備です。

IMG_0565.JPG


外観は屋内消火栓と似ていて
自動火災報知設備の発信機【押し釦】、表示灯、非常ベル【地区音響ベル】が
内蔵されています。

屋内消火栓と違うところは
この箱単体で消火設備が完結しているところです。
簡単に言うと液体消火器をものすごく大きくしたものです。

屋内消火栓は専用のポンプから配管をつなげて何台も
設置する必要がありますがこのパッケージ型消火設備は
不要です。なので工事にかかる不要が大幅に下がります。

IMG_0564.JPG




IMG_0563.JPG

設置が屋内消火栓に比べて簡単ですが
使用できる用途が限られているため
どこにでも設置できるということではありません。

設置できない場所 
■車庫
■特種格納庫
■倉庫
■地下街
■準地下街
■文化財
■アーケード

地下、夢窓階、煙が充満する場所も
設置できません。

上記の条件で

耐火建築物の場合・・・7階以上
3,000u以下

準耐火建築物の場合・・・4階以上
2,000u以下

に限られます。

設置するときは管轄の消防署の相談すれば
丁寧に教えてもらえると思います。

posted by showbou at 13:36 | Comment(0) | 消火設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年03月07日

屋内消火栓移設工事

屋内消火栓移設工事

数ヶ月前に屋内消火栓を移設したいとご連絡をいただき
ようやく完成しました。

消火栓の移設工事は管轄消防署へ着工届(設計書)の提出が必要になります。
※着工届は工事10日前までに提出する必要があります

消火栓は大きく分け1号消火栓と2号消火栓があり
今回の工事は1号消火栓のため
1. 水平距離を25mですっぽり包含できること(出来なければ消火栓を増設)
2. ホースが一番遠い場所まで30m+7m(放水距離)で届くこと

簡単にいえばこの2つをクリアしていればOKです。

今回はゆうゆう消火栓1基で足りました


今回の作業の流れ

1、 屋内消火栓配管内の水を抜く
  【屋上の高架水槽バルブを閉止し、工事する消火栓配管から水を抜く】

2、 自動火災報知設備の配線を切断
  
3、 配管を撤去し、移設先まで配管をもり替える

4、 消火栓ボックスを移設先へ

5、 自動火災報知設備配線を延長し消火栓ボックス内で再接続する

6、 接続後試験を総合的な試験をする



IMG_3176.JPG

まず本体から幹線を切り配線がわからなくならないように
あみそ組という処置をします。あみそは配線に順番をつけ編む
ことで、後でどの線かわから書くならないようにします。

念の為にさらにビニールテープでC、やLと書き込みます。
ここまですれば間違えることがほぼなくなります。

IMG_3180.JPG

配管を抜き、配線をすべて切り離した状態
これで消火栓を動かすことができます。

IMG_3183.JPG
工事完了後

その後各種試験を実施問題なく無事完了、
管轄消防署へ設置届を提出いたしました。

posted by showbou at 17:15 | Comment(0) | 消火設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年06月01日

消火栓ホースの耐圧試験

消火栓ホースは消防法により定期的に耐圧試験をすることになっています。
定期的とは 【10年】 です。
大抵の場合消火栓ホースを使用することはありませんがゴムやパッキンなどが
経年劣化するため10年をめどに点検をします。
10年経過の耐圧試験をしたら次回は3年毎に点検をします。

10年経過→3年経過→3年経過 といった具合です。

耐圧試験をせずに新品に交換した場合は交換した時から
10年間はそのまま使用することができます。

耐圧試験をするか交換をするかはオーナーさん次第なのですが
例えば耐圧試験をした場合で漏れヶ所があった場合は新品に
交換しなければなりません。その場合は耐圧試験が無駄になります。
耐圧試験をパスした場合でも次の試験は3年後になりまた不良があった
場合は新品に交換しなければなりません。
以上のようなことを想定すると最初から新品に交換し、10年後まで使用した
ほうが得になることが多いと思います。

DVC00070syou.jpg


【消火栓ホース設置から10年経過した場合】
ホース交換を選択した場合は交換から10年後に再度耐圧試験が必要になります。

【ホースの耐圧試験を選択した場合】
全数耐圧試験をし、漏れがあった場合は交換をし、正常なものは再度3年後に
耐圧試験を実施することになります。

■ホースの耐圧試験が必要な場合
ホース製造年から10年を経過したもの

■対象ホース
屋内消火栓ホース
屋外消火栓ホース
連結送水管用ホース



続きを読む
ラベル:連結送水管
posted by showbou at 20:38 | Comment(0) | 消火設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。