消防設備士試験の勉強方法
諦めなければ絶対に取れる
勉強の進め方
自分が消防設備の勉強をはじめたころは
なんと理解しにくいんだろう?と思っていました。
言葉が専門的だったり実際に見たことも聞いたこともなかったりで
イメージしずらかったり。
それでも仕事をするためにどうしても必要な資格知識を工夫して
覚えていきました。自分がやっていたことはできるだけ難しい言葉を絵にしたり
自分なりの語呂合わせを作ったりして覚えていました。
業務の合間ではありますが書ける範囲でここ書かせてもらおうとおと思います。
消防設備士の試験は大きく分けて7種類あります
- 特類 特種消防設備
- 1類 スプリンクラー
- 2類 泡消火設備
- 3類 ガス消火設備
- 4類 自動火災報知設備
- 5類 避難器具
- 6類 消火器
- 7類 漏電火災警報器
この中で自分に必要な資格を取っていくわけです。
試験には各類に共通する項目と種類別の専門分野があって
共通項目はいずれかの資格を取得すれば次の試験では免除できたりします。
ここでは共通項目は後回しにして、専門分野の勉強のススメ方を書いていきます。
自分がやった方法
- 令別表第1を完全に暗記する
- 設置基準を覚える『面積』
- 設置基準の例外を覚える
- 各章をすすめひたすら問題を解く
- はじめに戻り繰り返す
当たり前のことですが何回も同じことを繰り返していると覚えます。
簡単にいえば1から5を数回繰り返せば資格をとることができます。
繰り返すことが苦痛だからせっかく覚えてもすぐ忘れてしまって
またやる気になっても最初から覚え直しになってしまいます。
もったいないのでやる気になったら一気に行きましょう。
■最初は乙種6類『消火器』を取ろう
6類→1類又は4類又は5類→ 2類又は3類又は7類
この流れで取得している方が多いみたいです。
私は6→4→1→7→3→5→2 の順番に取っていきました。
消防設備業の方はできるだけ早く一気に取得することをオススメします。
ズルズルしてしまうのは大変もったいないことです。
消防設備業界でない方はとりあえず
乙6からはじめ興味があるものを取得していけばいいかと思います。
1,令別表第一を覚えなければ始まらない
装備する消防設備は用途と面積の関係で決まる
令別表・・・・ 『消防法で定める用途』
消防設備は建物が何に使用しているか 『用途』
面積はどれくらいあるか 『面積』 の関係で
建物にどのような設備を装備するかが決まります。
なのでまず最初に『用途』を覚える必要があります。
用途とは何でしょうか?
用途の例は『映画館、カラオケ、飲食店、物販、ホテル、病院、学校、図書館、まだまだあります』
映画館の場合は『1項イ』なのですが、何項の何があれこれといったことを覚えましょう。
ひたすら繰り返して覚えていくしかないのですが
繰り返していくうちのなんとなくわかってきます。
用途を完全に覚えてしまえば次の資格勉強を進めることができます。
2, 設備設置にかかる面積を覚えていく
消防設備の規制は面積で決まっている
用途を覚えたらその用途がいくつ以上の面積の場合に
設備が必要になるのかを覚えます。
面積の基準はおおまかに2種類あり
@ 『不特定の人が使用できる用途』 法律の基準が厳しくなる
不特定の人が使用できる 映画館 飲食店 病院 物品販売 ホテル などなどが
@に該当します
A 『特定の人が使用する用途』 法律の基準が緩くなる
特定の人が使用する用途は 共同住宅 学校 図書館 倉庫 スタジオ 事務所 などなどが
Aに該当します
不特定多数の人が使用するのですからより厳しい法律の規制が必要になります。
この2つを軸に覚えていきます。
3, 設置基準の例外を覚える
面積で決まっている設備の設置基準は条件によってはさらに規制される。
基本的な面積を覚えたら次に例外を覚えていきます。
基本的な面積を覚えたら次に例外を覚えていきます。
例外とはどのような場合でしょうか。
- 地階 (ちかい 地下に存在するもの)
- 無窓階 (むそうかい 窓が基準ち以下)
- 2階以上 3階以上 4階以上
- 11階以上 (高層階)
- 建物の構造 (木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート製)
- 内装仕上げ (不燃材料等)
- 特種な部屋 (通信機器室)
これらのいずれかである場合が多いです。
一気に丸暗記しようとせず、簡単に流す程度に繰り返すくらいでいいと思います。
4, 問題を解きながら少しづつ覚えていく
楽に覚えるのは問題を解きながらががいい
一気に覚えるのは大変なので少しづつ章を進めて問題を解きながら覚えていくのが
いいかと思います。