2015年06月10日

無窓階・有窓階

無窓階【むそうかい】
消防実務をやっているとよく出てくるのが無窓階。字で追っていくと窓があるかないか
とになりますが消防法規では一定の基準を設けています。

法令の文章を見ると

■建築物の地上階のうち避難上または消火活動上有効な開口部を有しない階をいう
地上階とは地面に埋まっていない部分です。地下は無窓階に含みません。

有効な開口部とは
11階以上の開口部基準


text4504.png


直径50cm以上の円が内接することができる開口部の面積の合計≦ 1/30
窓が大きい場合は有窓階になり、床面積が大き場合は無窓階になる。


10階以下の開口部基準
text4438.png


■直径1m以上が内接する窓 又は 幅75p高さ1.2mの窓
        +
■直径50pの円が内接できる窓

開口部の面積の合計≦ 1/30
窓が大きい場合は有窓階になり、床面積が大き場合は無窓階になる。


開口部の基準

開口部の下端から床面までの高さは1.2m以内としなければならない

text4514.png



また、開口部は道または道に通じる幅員1m以上の通路その他の空地に面したものであること 
※11階以上は適用なし

text4542.png


格子が付いている場合もだめです。



無窓階になるとどうなる?

結論から言うと消防設備の設置基準がだいぶ厳しくなります。
例を挙げると

■屋内消火栓を設置する場合の一般的な基準は
木造700u 準耐火1400u 耐火2100u

無窓階がになると
木造150u 準耐火300u 耐火450u

かなり厳しいですね。

■自動火災報知設備の感知器を設置する場合

無窓階になると煙感知器の設置が義務化されます。
熱感知器よりコストがかります。

■非常警報設備を設置する場合

収容人数が50人以上で義務が
無窓階になると20人以上で設置義務になります


まだまだありますが無窓階になると法律が厳しくなるのです。








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posted by showbou at 16:39 | Comment(0) | 消防法や用語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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