2016年07月27日

防火シャッターのメンテナンス 【光電式 2信号式】

防火シャッターの作動試験 【竪穴区画用】
現場:東京都渋谷区

先日改装工事を実施した際
防火シャッター周りの設備をいじったため
念のため防火シャッターの作動試験をおこなった。

IMG_5329 (1).JPG

そもそも防火シャッターとは何かというと
建物には一定の基準の条件で防火区画を
形成することになっている。
防火区画とは隣接する区画へ火や煙が入らないように
耐火性能を有した壁、床、天井、扉などで囲われている空間をいう。

防火区画の種類

大きくわけると
■面積区画
■竪穴区画
■異種用途区画   である。

壁で区画を作ってあればいいのだが
通路とか吹き抜け階段とかに壁を作ってしまったら
人が行き来出来ず使用不能である。

そこで通常時はオープンにしておいて
火災時に自動的に区画を形成されるような
仕組みが防火設備である防火シャッターや
防火扉である。

IMG_5339.JPG

これは煙感知器で煙を感知すると火災受信機に
信号を送るセンサー。

センサーは使用用途に応じて仕様が決まっていて
火災信号用の煙感知器 【光電式スポット型2種】
防火設備用の煙感知器 【光電式スポット型3種】
写真の感知器は2種と3種が一体化した2信号式である。

2種と3種は感度が違い2種よりも3種の方が
煙による反応が鈍くなっている。

煙が出るとまず火災信号を出し館内に火災を
知らせるベルを鳴らす。
煙の濃度が濃くなると防火設備の信号を出し
シャッターや防火戸が作動する、


IMG_5342 (1).JPG


煙をキャッチすると火災信号用のLEDが光る。
この状態で火災受信機【システムを制御している装置】へ
信号が送られ館内に火災を知らせるベルやサイレンがなる。

IMG_5340 (1).JPG

下の防火設備用のLEDが点灯すると今度は防火設備が作動する。
この状態で防火設備が作動する。

IMG_5328.JPG


防火シャッターが作動した状態。

写真の上部に基盤のついた制御盤がある。
これは防火シャッターは降下時に人やものが挟まると
防火シャッターの重みで挟まれて危険であるため
障害物を察知し降下をストップさせる機能がついている。


今回の防火設備は竪穴区画を形成する防火設備で
他階から出た火や煙が階段室内【竪穴区画】で留められる
ように作られた防火区画である。






posted by showbou at 16:38 | Comment(0) | 防火設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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