避難ハッチの交換工事
現場:埼玉県朝霞市
昨年度から消防設備点検をさせていただくことになった現場で
避難器具の腐食による不良がありました。
その時に撮影した写真
過去の点検履歴は不明、
全体的に傷んでおり開閉すら困難でありました。
避難器具は火災から避難するために設置していますが
腐食が進んでいるため使用したら安全に降りられるかどうかも
微妙でした。降りられないことは無いでしょうが良い状態では
ありません。
旧避難器具を撤去したところ避難ハッチを支えている
内側の金属板が腐食のためボロボロでした。
今回改修のために使用する避難ハッチ。
こうして置いてみると結構大きいのです。
人がゆうゆう避難できる開口を要するため
ゆったりとした設計になっています。
避難ハッチの枠を本体を床の開口部にはめ込み
梯子本体を枠内に取り付ける。
取り付けた後本体の蓋を閉めれば完成。
避難ハッチは設置状況によって使用可能年数に
バラツキあり、だいたい20年くらいから腐食や
劣化が見られるようになってきます。
建物の耐用年数を考えると25年前後くらいが
交換の目安になっているのかなと思います。
条件が良くメンテナンスがしっかりできていれば
ずっと使えることもあります。
というわけで今回は2台の避難ハッチを交換させていただきました。
オーナー様のご防災意識、ご理解に大変感謝しております。
ラベル:避難器具